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里山探検 自然教室 田舎体験 【田舎楽園】
田舎はこどもの宝箱-里山の自然を探検! 田舎の暮らしを体験!

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コンセプト
どんな組合?
中津川落合大久手農用地活用組合・・・とても長くて難しげな単語が並んでいますが、読んで字のごとくで一目瞭然だと思うのですが、シンプルであることは素っ気ないことでもあって、ひねりも何もありません。
どこで何をしようとしている組合なのかはご理解いただけると強く期待するところであります。
ですが、簡単に解説いたしますと、岐阜県中津川市落合大久手に広がる巣山(梵天山)や農耕地にはとても魅力的な要素がたくさんあります。かつてはどこの農村地でもそうでしたが、多くの農家が山に入り、田畑を耕し美しい里山と里地を形成していました。大久手もそうでした。
良いことばかりではなかったでしょうし、不便で何もなかったはずですが、緑は豊かで、生活にも活気があり、子供たちのはしゃぐ声がどこかしこで聞こえていたような気がします。
今更あの頃に逆戻りすることは不可能ですが、現代の中にあの頃の良さを融合させた新しい農村への取り組みを始めることは可能だと考えているのです。
現実的な言い方をすれば、兼業農家、耕作者が減り、耕作放棄されてしまった農耕地や、手入れされなくなり原生林化してしまった山を、ここに価値を抱いてくださる方々と協働で元来の役割を発揮できるような、できればそれ以上の価値を生み出す場へと有用活用させてみたい。
そして、そこから得られるあらゆる利益を、私達だけが得るのではなく、地域へ、地域外協力者へ、社会へ、環境へ、地球へとお返しできる仕組みを作り上げたい。
そんな熱い思いと高い志をもって立ち上げたのが、「中津川落合大久手農用地活用組合」なのです。
何をしようとしているの?
私達の大久手地区には、巣山(梵天山)と言う標高695.9 mのなだらかな里山があります。
その山肌の西斜面には、広大な(14町歩=約、東京ドーム3個分)栗農園があります。
里が広がる台地には、とても評判がよい8町歩の桃園や多くの田畑があります。
台地の斜面には日当たりの良い棚田がぎっしり広がっています。
緑は豊かで日当たりも良く、気温も降水量も作物づくりには不足ない条件が整っている土地です。
自作農が成り立つのであれば、きっと南フランスの片田舎あたりの雰囲気が味わえる土地だと思います。
しかし、現状はその多くが時代の流れの中で活用されなくなったり活用できなくなってきています。
とてももったいないと思いませんか?
何か良い使い道はないでしょうか?
最も理想的なのは、日本が本気で農業立国して自作農が生き生きと農業に取り組める環境を整え、最高の農作物を生産して自国の消費者に消費していただくこと。
つまり、少々お高くついても自国の農家がまじめに作ったオーガニック野菜を喜んで消費してくれる消費者がいて、
少々儲けが薄くなってでもこれらを流通することに価値ありとまじめに取り組んでくれる流通業者がいて、
少々コストがかかってでも本物にこだわって自国オーガニックを使用してくれる加工業者がいて、
少々手間はかかるけれど必要とされることを喜びに代えてまじめに農業に取り組む農家がいて、
これらの人々を結ぶ線を支援してくれる仕組みや取り組みを、本気でサポートしてくれる構図を国や自治体が作り上げること。
カッコよくて美しいですね♪
こうなればどんどん農業従事者人口も増えると思いますよ。
もちろん、大久手の里地里山にも“Iターン”や“Uターン”人口も増え、昔のような若い世代の農家が農業に汗を流し、家族を 養い、子を育て、どこかしこでいつも子供たちの騒ぐ声が聞こえることでしょう。
でも、そうなるのはまだかなり先の時代になりそうですね。(なるのかな?・・・なってほしいな)
だからと言って諦めるわけにもいかない、時代はいずれそうなって行くのではないかと・・・(期待というか、先読みというか)
ですから、そこへつながるような取り組みを「地域レベル」ではあるけれど始めてみようと思っているのです。
その第一歩として取り組み始めたのが【農楽林遊】プロジェクトです。
プロジェクト?
農楽林遊(のうらくりんゆう)
もともとこの言葉は、元中津川市長 中川 鮮(なかがわ あきら)氏が常日頃引用されていた言葉で、とても良い響きで意味ある言葉だと思い、私達のコンセプトに最適だということで頂戴したものです。
京都大学防災研究所において教官をされていたこともある氏は、日頃から環境と地域経済の関連性について論じられていて、ドイツで学んだ「森を大切にする社会的取り組み」がルーツなのだそうです。
農を楽しみ、林に遊ぶ。
その昔、日本が自然と上手に共存していたころのライフスタイルを言い表している言葉・・・そんな風に私達は捉えました。
実際の農作業はとても大変で辛抱強さが必要ですが、楽しんで営むことの大切さはどんな世界でも成果を出す上でとても大切なことですよね。そして、山で薪を集め、木の実や山菜を採り、それは生活の為の仕事ではあったものの、自然と遊ぶかのように仲良く付き合うことによって自然はより活かされ、里山として人の生活に役立つ林として成り立っていました。
昔の生活スタイルは、自然と上手く共存することができるシステムを持っていたのです。
それを、現代的にアレンジして無理なく再現していくことを【農楽林遊】プロジェクトと言い、もう少し現代的に表現するのであれば大久手風【ロハス】プロジェクトとでも言い換えられるのではないか・・・などと考えています。
そして、私達は「楽しんで遊びながら学ぶ」という思いも、この言葉に込めました。
かの有名なディズニーの創始者ウォルト・ディズニーの哲学にあった言葉です。
子供だけでなく大人まで魅了するテーマパークが、なぜ彼が亡くなった後も存続し、成長し続けるのか?
その一つが「楽しむこと」「遊びながら学ぶ」ということだったと思います。
人々を魅了する空間を作るスタッフたちが、あの手この手で新しいアトラクションや仕掛けを作りあげ、常に新しい驚きを仕掛けていく。計算しつくされた人々を虜にする魔法。
でもそれは、常に自らが「楽しんで」「遊びながら」前向きに多くのことを、小さなことから取り組んで学ぶ姿勢を常に持ち続ける「人(スタッフたち)」を最重要とする哲学が脈々と受け継がれているからだったのです。
魔法の裏には「人」がいる。「人」こそ最大のアトラクション。(ウォルト・ディズニー)
私達が作り上げようとしている空間も、地域資源を最大限に活かした垣根の無いテーマパーク作りだと考えています。そこに必要な最も重要な資質は、夢を持ち活き活きと前向きに取り組む「人」作りだと考えています。
そして、地域の内外を問わず、昔ながらの里地里山の再生とロハスな行動をつなぎ合わせて考えることに価値を見出していただける方々と協働で、今後の時代の方向性を考えながら無理なく現実的にできることから、しかし実質的に実もなることを創造し、地域や参加者にだけでなく、社会、環境、自然、地球に貢献できる事業へと発展させていきたいと願っています。
心がけていることは?
その一つに、より多くの人々に農業というもの(価値、自給率、食育などなど)について考えていただく機会を農業従事者自身が作り上げ実行することが必要だと考えています。
外部の人々とは、農業従事者以外の方であったり、農村以外の住人であったりで、つまり農作物の生産現場に居合わせたことがないであろう、もっぱら農作物の消費対象者と言うことになります。
これらの方々に、農作業のこと、農作物のこと、農業のことを、実際に体験していただく中で楽しさや大変さ、喜びと苦しみ、実情と将来像など、良い面も悪い面も含めて一人でも多くの方に楽しんで学んでいただき、消費者の立場で体験の中から自らの「食」について考えて頂けるような機会を作ることです。
と同時に、もっと農業従事者自身が勉強し、実践や経験の中から掴んだ農作業体験だけでなく、政治や経済、時代背景、グローバルな世界観を身に着け、時代を作る当事者としての自覚を持ち、考えや思いをきちんと言葉で訴え、時代を動かす力を身につけていくことも重要だと考えています。
これらの実践の中から始めて、大久手の有志で始めた取り組みに意義を感じ、価値を見出し、共に協働で取り組んでいただける方々が次第に点々と現れてくるのだと思いますし、現代的な自然との共存システム、環境作り、環境に貢献できる地域作りが可能となってくると思っています。
そしてこのような取り組みは、必然的に「地産地消」「農商工連携」のシステムとなりうるでしょうし、更に進化した社会貢献できる雇用創出の場へとつながるとも考えています。
そして、もし本当にこれらを機能させることができたのであれば、この地に多くの外国人観光客が訪れているはずですし、海外に通用する食品なりなんなりを作り出していると想像します。(ほんのちょっとの英語の勉強も必要ですけどね・・・ほんのちょっとだけ)
進捗度合いは?
正直言って私達はまだまだ「ロハスな暮らし」を模索中の初心者です。
なぜなら、生活の拠点が田舎(自然が身近にある地域)にあることや、自然と触れ合う機会が多いであろう「農業」や「林業」を営んでいること自体が、即そのまま「スローライフ」、「環境に優しい暮らし」、「健康的な暮らし」とは限らない現状があるからです。
現に、田舎に住んでいるにも関わらず、『「本当に環境や地球に優しい暮らし」などにシフトすることなんて現実的には無理なんじゃないの?』などと思えてしまうことが多いというのが実情なんです。
つまり、「ロハスな暮らし」を手に入れられるか否かは、暮らしている「環境」ではなく、暮らす人の「意識」が具現化させるのだという事実。 しかも、「『環境』が私達に何かを提供してくれる」という時代から、「私達が意識しなければ『環境』は変えられない」という時代に『シフト』したことを敏感に感じ取り、『意識』をChangeしなければならない時に来ていると言うこと。 私達は、少なからずそこには気づけたような気がしてます。
しかも、「ロハス」と言う言葉が海外から届いてから数年が経ち、その言葉が意味するものの多くが昔ながらの「田舎」や「里山」の暮らしの中に存在していることにいち早く気がついて、自らの暮らしの中に取り入れる行動に取り組み始めたのは、むしろ「田舎暮らし」などとは縁の遠い「都会暮らし」の人たちであるという事実を知るにつれ、せっかく「田舎」という「今とても脚光を浴びている土地」に生活の拠点があって、たぶん「都会暮らし」では味わうことなどできないような自然の恩恵に触れる経験を数多くいただいているであろう「田舎暮らし」の私達が、「都会暮らし」の人たちに遅れをとってはならないでしょう!・・・という気持ちと、提供して差し上げられる環境を間近に持っている側の生活者としての自覚の上で、私達が持つ資源(地域資産)を、どういった形で、どんなふうに活用したら、私達地元の者たちの利益や私達の地域に関わっていただける人たちの利益のみならず、直接かかわらない人達、社会、自然、環境、そして布いては地球の利益へとつなげられるのか・・・そんなことを考え行動に移していくことの重大性に気づき、「まずは出来ることから無理なくコツコツと」と言う呑気ではありますが、大きな目標に向かって着実に動き出したというのが現状の私達なのです。
将来の夢は?
私達の夢は、ズバリ、南フランスのような田舎にすることです。
自然と農業が売り物の土地で、シーズンになれば外国人観光客が沢山訪れて、この地を拠点に近隣の自然や歴史を堪能でき、地元の人々ともフレンドリーなコミュニケーションを夜な夜な酒をかわしながら楽しめる土地柄で、開かれているけどなびかない、自信に満ちた世界に通用する日本の農村にすることです。
なんて言うと、突拍子もないことを言っていると叱られそうですが、「地産地消」「農商工連携」のシステムを突き詰めると、地元で採れたものを地元の商工業で加工、販売し、それを地元で消費して、地元にきちんと税金をお返しするのに、目当てとする消費者が地元の人のみと言うことはありえないですし、近郊の都市住民までと考えるのも狭すぎますものね。
きっとすぐ飽きて捨てられてしまいます。
ならば、全国そして世界を視野に入れてもいいのではないか?
いや逆に、地元の良き資産(自然と農業)を地元の者が本気で活かして『本物』にすれば、世界がきっと興味を持ってくれるはずです・・・南フランスのように。
私達はそう思っています。
